最近「こわい」を覚えたもうすぐ2才のむすめ。
ゴミ収集車、
ひこうき、
石焼イモに灯油やさん。
だいすきなTVをみていても、
おままごとに熱中していても、
オイシイなにかを食べていても、
そんな音が聞こえてくると、トタパタと足音ならせてしがみつきにやってくる。
でも、
なぜか近ごろすきなのが「おばけ」。
「おっばけ♩おばけぇ♩」と楽しげに絵に描き、それがまたけっこう上手い。
(いわゆるオバケ型にちゃんとなってて驚く!)
もちろん絵本では、せなけいこさんの「ねないこだれだ」(福音館書店)、「きれいなはこ」(福音館書店)、「おばけのてんぷら」(ポプラ社)などにはじまり、わかやまけんさん「おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ」(ポプラ社)、おばけモノではないけれど、ちょっぴりあちらの世界を感じなくもない「あのおとなんだ」(至光社) なんかをとにかく読みたがる。
そしてときどき寝る前のふとんの上で、手をひらひらグーパーさせながら「ふわっ、ふわあっ、ふんわ、ふわあ〜♩」とやる。ほんとに何かとおりすぎた??とドキリとする。(…わたしがこわがり)
………
このくらいに小さかったころ、世界がどんなふうに見えていたか、わたしはあまり覚えていない。
まだ、コトバと感覚、見えるもの、聞こえるもの、見えないもの、聞こえないもの、いろんなことの区別はさほど明確ではなくって、ひとつの、またはいくつかの想定されるものになんて決まってしまってない、このふわふわしたかんじ。すごくいい。
無意識のうちにわたしは、こんな時にこう感じることがコワイだよ、とか伝えてきているし、むすめは出会ったいろんな人やいろんな場面から、たくさんのことを受けとっている。必然で不可欠かもしれないけど、ふと、うんとじゆうな感じ方をもったままでいれるようにしたい、なんて思う。
わたしはわたしで、忘れてしまったまっさらな世界の見えぐあい、むすめと一緒にもいちど感じてみたい。
(あ)
図書館にいったらあったので読んで
みました。
しっとり不思議ないい感じ。
あの音なんだ。。。と思うのは、
ときおりいないはずの部屋で
物音がする。。。竹やぶから
コーンと響く音がする。。。
山道でごそごそ枯れ葉の音が
する。。。
最後のはキジバトやシロハラだと
わかりましたが。。。あと2つは不明。
コメントありがとうございます。
そう、まさに、しっとり不思議、な絵本ですよね。
何度も読みたくなるし、読んだり絵を見たりしてるうちにいろんな新しい発見があります。
だれもいないはずの部屋の音、
ありますねえ(笑)
いま我が家では、そんな音たちを活用?して、遊びに夢中で寝たがらない娘を「ほらほら、ニャンニャン大将(猫の親玉)が偵察にきたよ」と寝床へ誘導します。
“くらしの中のナゾ”、で一回えほんをよむかい?できそうですね♪