The Enduring Ark

Tarabooksというと圧倒的にシルクスクリーンの手づくり絵本が有名ですが、
実は既刊目録を眺めると、オフセット印刷の本の方が多いのです。
オフセットだからといって、彼らの本づくりへの愛情は変わらず、
なかなか面白い本があります。
今回のブックフェアではシルクスクリーン以外の本も少しだけ並べています。

なかでも目を引くのが、この「The Enduring Ark」。
表紙をみてピンと来た人もいるかも知れません。
そう、これはインド版ノアの箱船なのです。

造本がちょっと凝っていて、カバー装ではなく、トンネル型のスリーブ箱になっています。

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動物たちが描かれたカラフルな表紙をひらくと、どどーん。
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本文は蛇腹製本になっていて、まるで絵巻物のようなかたちで物語が進みます。

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蛇腹というかたちと、ノアの箱船という物語がとてもマッチしていて、
まるで宝箱のような絵本に仕上がっています。
誰でもが知っている神話でも、こういうタッチで描かれると新鮮味がありますね。

彼らは最初からシルクスクリーンで絵本をつくっていたわけではありません。
オフセットでも、スクリーンでも、その作品にあった本のかたち、印刷の方法を選び取る。
そのあたりの柔軟さにもTarabooksの魅力があるように思います。

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